肝斑 特徴 ケア

肝斑の特徴とケア方法

シミと言っても顔のシミで、老人性色素斑と肝斑では治療方法が変わってきます。
皮膚科を受診されたことがある人なら、自分のシミがどんな種類のシミかお分かりかと思いますが、そうでなければわかりにくいのではないかと思います。
シミを薄くいたいと思ってシミケアをするなら知っておいた方が断然いいです。

肝斑の特徴

一般的には、女性に多いと言われていますが、顔の目の下、頬の広い部分に細かく小さく、多くみられるシミが肝斑であることが多いです。
褐色の小さな細かいシミが広がるように点々と多く、額の頬の部分、ほかにも目や口の周りに左右対称で現れるのが特徴です。
目のまわりを避けて、目の下を縁取るように現れる場合もあるようで、人によってさまざまなようです。

 

比較的広い範囲で、輪郭がはっきりせず、ぼやーっと広がっているように見えるのも特徴的です。

 

女性に多いと言われるのは、妊娠、経口避妊薬などによって誘発されたり、あるいは、悪化すると言われていて、そのことから女性ホルモンが関係しているのではないかと言われています。

 

肝斑は、表皮の中でも一番下の基底層にある、色素形成細胞(メラノサイト)でつくられます。

 

メラニン色素が日焼けによって大幅に増えてしまい、皮膚の外に出きらず、皮膚の中で沈着した状態のシミなんです。
レーザー治療では悪化すると言われているので、自分のシミが肝斑かどうか見極めることが必要なので注意してくださいね。

 

肝斑のケア方法

皮膚科などでは、肝斑の治療にトラネキサム酸とビタミンCの内服が勧められるようです。
それに、美白外用剤をあわせた使用方法が推奨されています。

 

トラネキサム酸は、色素沈着抑制効果をもつ内服薬で、肝斑の治療には効果的です。
肝斑の症状がどの程度かによっては、ビタミンCやハイドロキノンなどの外用(肌につけるもの)美白剤を組み合わせることもあるそうです。

 

皮膚には、角層などのバリア機能があって、普通にスキンケアとして化粧品を塗布する場合は浸透は角層までですが、ぬり薬の場合、そのバリアを通過してメラノサイトに到達します。
内服薬の場合だと、その有効成分が血流から、皮膚のすみずみまで行き渡ることができるので、表皮の深い所にあるメラノサイトへ効果を発揮します。

 

肝斑が出来てからの年数などにもよりますが、目安としては、トラネキサム酸の効果が現れるのが、だいたい4〜5週間だそうです。。

 

美白ケアではなんでもそうですが、トラネキサム酸の効果が4〜5週間で現れる間も紫外線対策は常に必要です。
紫外線は肝斑の発症原因になるだけでなく、新たに別のシミを引き起こすので、治療効果を高めるためにもしっかりと、紫外線を予防するように意識してくださいね。

 

それに、すでにある肝斑は、シミと同様、紫外線にあたることによって悪化してしまいます。
より効果的にケアするには、対策と予防の両方から。

 

新たなシミの予防のため、外出時には日焼け止めをしっかり塗ったり、帽子や日傘をするなど、できるだけ紫外線を浴びないようにしましょう。

 

自分のシミがどのタイプのシミなのかによって、治療法やケア方法は変わります。
シミを改善するには、見極めることが重要が重要になるので、皮膚科で診断してもらうことも第一ステップとしておすすめします。

 

肝斑の特徴をよく知り、正しい効果的なケアをして、改善できたらいいですよね!

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