レチノイン酸 シミ 効果

レチノイン酸の美白効果と注意点について解説します。

レチノイン酸とは ビタミンA誘導体のことです。
レチノイン酸は、レチノールの約100倍の薬理作用を持つとされ、アメリカでは、ニキビ治療薬として処方されていました。
強力な皮膚のターンオーバーの促進作用があるため、シミ、しわなどのを改善するクリームに配合されることがあります。
日本では、レチノイド外用薬として厚生労働省への承認申請が行われていないため、レチノイン酸配合のクリームを購入するためには輸入品しかありません。

 

アメリカでは、FDA(米食品医薬局)に認可されているので、皮膚の若返り薬として非常にたくさんの患者さんが使用されています。

 

強力な皮膚のターンオーバーの促進作用があるので、レチノイン酸塗布後は、数日以内に皮膚表面の角質の著しい剥離が始まります。
これを繰り返すことで、皮膚が徐々に生まれ変わり、ニキビやシミ、シワが改善するとされています。

 

そう言えば、レチノイン酸を使ったわけではないのですが
だいぶ以前のことですが、私は、首周りが、突如アトピーのようになってしまったことがあります。
病院の皮膚科にも行きましたが、原因はよくわかりませんでした。
海に行きましたか?
日焼けをしましたか?
とか、聞かれましたが、そういった場所に行って特別日焼けをしたわけではなく、普通に
同じような毎日を送っていたので、何故突如そうなったか結局わかりませんでした。
かゆいし、ジュクジュクしてくるし、恥ずかしいのでスカーフをしばらく巻いていたりしました。
それが、秋口になると、乾燥してきて皮が剥がれてきて、症状はなくなり、皮が剥がれた後、前より首がきれいになったのです。

 

新しい肌細胞が現れたってことだったのかなと思います。

 

レチノイン酸で美白ケアをするときの注意点

レチノイン酸配合のクリームは、市販品で、濃度は 0.01%〜0.1% 程度です。
症状や体質に合わせて適切な濃度のものが処方され、濃度が高いものほど、クリームが黄味がかった色になります。

 

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ただし、いきなり高濃度のものを塗布すると、体質によっては皮膚への刺激が強すぎ、かえってソバカス等のシミを増やすこともあるので初めは濃度の低いものから、少しずつ使うなど注意して使用する必要があります。

また、レチノイン酸使用中は肌のバリア機能が低下するため、日中は紫外線に当たらないようにする必要があります。
高SPFのサンスクリーンを使用するなど、UVケアは必須です。

 

副作用に、皮膚炎、炎症後色素沈着が起こる場合もあるので、レチノイン酸でシミなどの治療をされるときは使用方法や、使用量など、医師の指導に従ってくださいね。

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