プラセンタエキス 美白 成分 比較 効果

プラセンタエキスの美白効果と注意点

化粧品としてのプラセンタの効果は、きめ・毛穴・赤みなど肌トラブルの改善効果を認める報告があります。
また、皮膚炎症の改善効果やメラニンの生成抑制効果、ターンオーバーの促進効果についても効果が期待されています。
美白効果と美肌効果がともに期待できる成分なのです。

 

 

アンチエイジング効果も評価されていて、美容外科でも使用されていることは、もう知られていますね。
しわの原因となるコラーゲン分子の光老化を抑制する効果があるといわれています。

 

プラセンタを含む経口栄養剤が第二次世界大戦末期に開発され、販売されるようになりました。
処方箋医薬品としては、戦後まもなくから開発され、11年後に薬として販売が開始されました。
主に、更年期障害や乳汁分泌不全、慢性肝炎などに使用されています。
処方箋医薬品は、日本の妊婦の胎盤が使用されています。
血清学的検査、加熱殺菌処理などで、不活性ウィルス処理が十分に施されたものを原料とし、安全性にも十分対策が取られています。

 

化粧品やサプリメントとしてのプラセンタエキス
化粧品やサプリとしてのプラセンタは、人ではなく牛や馬・豚・羊といった動物(家畜)の胎盤が使用されています。

 

プラセンタエキスには微量にたくさんの種類の成分が含まれます。
美容や健康によいとされる成長因子、リジン、アラニン、アスパラギン酸などのアミノ酸やビタミン、ミネラルなど多くの成分を含みます。

 

 

プラセンタエキスの注意点

プラセンタを原料としたものは、高度な病原体不活性化処理が行われていて、現在までに感染症など引き起こした例はまだありません。
とは言っても、生体組織を原料としているその性質上、未知の病原体を含む感染症を拡散させてしまう可能性が完全にゼロとは言い切れません。

 

日本では、以前はサプリメントの原材料に牛の胎盤が使われていました。
しかし狂牛病 (BSE) が確認されたことで、その安全性が疑問視されはじめれ、その後、牛以外の家畜の胎盤を使用するようになりました。
羊も牛と同じく反芻動物なので、BSEのリスクが懸念されています。

 

原産国など、しっかりチェックし、リスク回避をすることも大切です。

 

 

 

 

 

 

一般用医薬品、サプリ、化粧品には、豚や馬の胎盤を原料としています。

 

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