美白ケア 食べ物 飲み物

美白ケアは、外側と内側からのケアでより一層効果的に

美白ケアをするとき、化粧品であれば美白有効成分配合のものを使用しますね。

 

美白成分は、種類も、効能も様々で、気になるシミ、くすみを改善するのに役立ちます。

 

美白ケア,食べ物,飲み物

 

私たち日本人は黄色人種です。
これは、人種分類概念の一つで、アジアを中心とした人種です。
世界的に見れば、この黄色人種の肌の色って、けっこう幅広いと思いませんか?
同じアジアでも南方の方の方が、褐色が強いというイメージですよね。

 

でも、私たち日本人でも、人により肌の色って違いますね。
色白、色黒と自分自身でも思ってたり、また、言われたり。

 

美白成分は、私たちが元々もっている肌の色を、それ以上白くするものではありません。
1人1人が個性があり、美しいのですから、本来の自分を取り戻すものであればいいと、私は思います。

 

出来てしまったシミを改善するために美白化粧品などのスキンケアのほか病院での治療などありますが、
肌のターンオーバーを促すという事は前にもふれました。
私たちの細胞は、日々生まれ変わっています。
生まれ、役割を果たし、そして、死を繰り返します。
肌のターンオーバーとはよく聞きますが、同じく、身体も日々再生、ターンオーバーを繰り返しているのです。

 

私たち人間は、動物も同じですが、常に体の環境を快適な一定した状態に維持する機構が備わっています。
これは生体の恒常性の維持機構(ホメオスタシス)と呼ばれます。

 

たとえば、血圧や血糖値は一定の範囲内に保たれ、胃は胃酸により一定のPHに保たれていたり。

 

これらが破綻した状態なることが病気です。

 

身体の機能が弱まったり、或いは、病気になったとしても、この機能が働き、修復しようとします。
ダメージを受けたところに栄養を運び修復しようとする力、自己治癒力ともいいますね。

 

健康と同じように、これを美白ケアに当てはめると、美白成分で身体の外からケアするのと同時に身体の内側から栄養を与えることでより一層の効果が期待できます。

 

美白ケア,食べ物,飲み物
シミやくすみのない健康な肌のためには、タンパク質やビタミン、脂質、糖質、ミネラルなどバランスよく摂取することが大切です。
特に、ストレスを感じているときや日焼け後などは活性酸素が大量に発生するので、抗酸化成分を積極的に摂るようにすると良いですよ。

 

美白ケアのためにおすすめの食べ物

美白ケア,食べ物,飲み物
美白効果・抗酸化効果が期待できる成分
ビタミンC
水溶性ビタミン
グレープフルーツやユズなど柑橘類、柿、アセロラ、キウイフルーツ、トマト、芽キャベツ、パプリカ、芋類

 

ビタミンE
脂溶性ビタミン
抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあり、老化の予防効果も。
アーモンドなどのナッツ類や、植物油、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなど。

 

β-カロテン
活性酸素から体を守る抗酸化作用や、免疫を増強する働き
にんじん、ほうれん草、ピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜や、かんきつ類、スイカなどの果物

 

L-システイン
アミノ酸の1つでたんぱく質に含まれる。
赤唐辛子、ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、芽キャベツ、オート麦、小麦胚芽

 

リコピン
活性酸素を除去してくれる抗酸化物質で、リコピンの抗酸化能力は、βカロチンの2倍、ビタミンEの100倍というデータがあります。
トマトやスイカに多く含まれています。

 

アスタキサンチン
サーモンやエビ、カニ、いくらなどに多く含まれる成分。すぐれた抗酸化作用があり、メラニン抑制の効果もあります。

 

エラグ酸
天然フェノール系の抗酸化物質で、抗がん性ももつのだはないかと言われ、健康維持にも推奨されています。
果物や野菜に多く含まれ、イチゴ、ラズベリー、クランベリー、ブドウが多く含みます。
そのほかに、ブラックベリー、クルミ、ペカン、ザクロ、クコなど。

 

タンパク質やアミノ酸
体重の約1/5をしめ、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分で、欠かすことのできないものです。
たんぱく質の一部は常に分解され、作り直されるので、常に新しいたんぱく質が必要。
良質なたんぱく質とは、身体に効率よく消化されるたんぱく質のことです。
・肉類(牛、豚、鶏、ハムなど)
・魚介類(魚、小魚、貝、ねり製品など)
・卵類(鶏卵、うずら卵など)
・大豆および大豆製品(大豆、納豆、豆腐など)
・牛乳および乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)

 

ビタミンA
油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、私たち、ヒトの血液中のビタミンAはほとんどがレチノールです。
単位としては、レチノール活性当量(μgRAE)として表されます。
発育を促進したり、肌の健康を維持や、のどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりなど、たくさんの重要な役割があります。
レバー、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、卵、緑黄色野菜に多く含まれます。

 

亜鉛
皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素。
亜鉛は新陳代謝に必要な反応に関係する多種類の酵素をつくる成分です。
細胞の生まれ変わりに必要で、ターンオーバーに深く関わるので、積極的に摂りたい栄養素です。
魚介類に多く含まれていますが、中でも、かきやうなぎは亜鉛の量が多い食品で、肉類、海藻類にも含まれます。

 

美白効果・美肌効果が期待できる飲み物

豆乳
豆乳の大豆イソフラボンが、ポリフェノール化合物の一種で、「植物由来エストロゲン」とも呼ばれ、体内で女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをすると言われます。
これが骨粗鬆症予防効果、抗動脈硬化作用、更年期障害の緩和など健康にいいとされています。

 

トマトジュース
リコピンが豊富に摂れます。
リコピンは血中の善玉コレストロールを増やす働きもあります。

 

クランベリージュース
ミネラル、マンガンのほか、ビタミンC、食物繊維が効率的に摂れます。

 

ルイボスティー
抗酸化作用があり、カフェインを含まず、タンニン濃度もごく低いので妊婦でも安心して飲むことができます。

 

はと麦茶
いぼ取りの効果、利尿作用、抗腫瘍作用があります。

 

抗酸化作用があるものや、身体の細胞の生まれ変わりを促進するもの、栄養価の高いものを食べ物や飲み物から取り入れることは身体の外側からのケアだけでは補えない美白ケアができ、相乗効果が生まれます。

 

美白や美肌とともに健康にも最良ですし、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

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